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ベビーフード代を節約するコツ6つ 管理栄養士が考える節約レシピも紹介

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ベビーフード代を節約するコツ6つ 管理栄養士が考える節約レシピも紹介

育児中はバタバタで、毎食ゆっくり離乳食を作っている暇がないです。

だからといって毎日ベビーフードに頼っているとお財布が厳しくなっていまいます。

そこでこの記事では、ベビーフード代を節約するコツや管理栄養士が考えた節約離乳食レシピを紹介します。

意外と高いベビーフード代

ベビーフードの相場は1食あたり100~400円くらいです。

100円だと安い気もしますが、仮に100円の離乳食を毎食あげると1か月で9,000円ほどかかります

たくさん食べる子や、素材にこだわりたい場合は倍以上の金額がかかることになります。

ぜんぶ食べてくれれば良いのですが、赤ちゃんの気分が優れない時は2~3口食べただけで残りは捨てる場合もあるため、可能であればコストをかけたくないのが本音です。

ベビーフード代を節約するコツ

手作りすれば安く済むことは分かっていても、毎食離乳食を手作りするのは大変でベビーフードを購入している人も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメの「離乳食作りを簡単にするコツ」を紹介します。

離乳食を作るハードルを下げることでベビーフードにかけるお金を節約しましょう。

1. 大量に作ってフリージングする

フリージング

1週間分の離乳食をまとめて作って冷凍保存しておくと便利です。

1食ずつ小分けにして冷凍すれば、あとは食べる前に温めるだけなので忙しいママやパパにオススメです。

炊飯器を使って調理をすれば簡単ですし、火を使わなくてすむので赤ちゃんのお世話をしている合間に作ることも可能です。

2. フリーズドライのベビーフードを活用する

フリーズドライのベビーフード

お粥や野菜、魚や鶏肉などはフリーズドライのベビーフードを活用するのもオススメです。

お皿に入れてお湯を注ぎ、混ぜるだけで完成します。

お粥の場合、1食あたり20円ほどで作れるため普通のベビーフードを買うよりもお安く済ませることができます。

短時間で作ることができるので、赤ちゃんが「もっと食べたい!」といったときはすぐに追加分を作ってあげることもできますよ。

夏場は外出時に手作りの離乳食を持ち歩くことができないため、フリーズドライのお粥を持参してベビーフード代を節約するのも手です。

3. 大人のご飯を炊く時に一緒にお粥を作る

一緒にお粥を作る

炊飯器で大人用のご飯を炊く時に、一緒に赤ちゃん用のお粥を炊くのもオススメです。

耐熱容器に月齢に合った量のお米と水を入れ、炊飯器の中に入れて炊飯すればいいでしょう。

ダイソーなどの100円ショップで売っている炊飯器用のお粥カップなどを使うと、お粥と蒸し野菜を一緒に作ることもできます。

4. 大人もお粥や軟飯を食べる

赤ちゃんのためだけに離乳食を作るのが面倒な場合は、大人も赤ちゃんと同じご飯を楽しむというのも一つの手です。

5倍がゆや軟飯は、付け合わせさえあれば大人もおいしく食べることができます。

お粥は消化が良く胃腸にも優しいので、食欲がない日の朝食などにもオススメです。

5. カット済みの冷凍野菜を使う

スーパーや生協などの宅配で売っている冷凍野菜を使うと調理の手間を省くことができます。

冷凍野菜には、一口サイズのものからみじん切りのものまでいろいろな種類があるので月齢に合ったものを選びましょう。

例えば、イオンのプライベートブランドであるトップバリュの「お米のかわりに食べる6種の彩り野菜」(300g 248円)などは離乳食作りに最適です。

中期ごろの赤ちゃんに適度な細かさにカットしてあるため、調理時間を大幅にカットすることができます。

一から調理をした方が材料費は多少安くなりますが、ベビーフードを買うよりも大幅にコストカットをすることができるので忙しいママやパパにオススメです。

6. スープジャーを使ってお粥や軟飯を作る

スープジャーに熱湯を入れて温めておき、熱湯を捨てたら、炊いたご飯と熱いお湯を入れて1~2時間ほど放置しておくだけでお粥を作ることができます。

しっかりと容器を消毒し、必ず高温をキープすることを守れば衛生面の心配は軽減されます。

容器が大きすぎると温度が下がってしまうため300ml以下の容量の物を使うのがベストです。

長時間の保温は衛生面に注意が必要なため、商品ごとに決まっている保温時間を必ず確認してから使用しましょう。

管理栄養士考案の離乳食レシピ

最後に、簡単で栄養バランスばっちりの離乳食レシピを紹介します。

野菜たっぷり5倍粥(中期7~8か月から後期9~11か月向け)

野菜たっぷり5倍粥

家にある野菜を刻んで、お米と一緒に炊飯器に入れるだけで作れるお手軽お粥レシピです。

このお粥だけで1食に必要なご飯と野菜半量を摂ることができます。

材料(約7~10食分・約90円)

米:半合

水:米の計量カップ2.5杯分

小松菜(葉の部分のみ)20g

ブロッコリー:40g

にんじん:40g

下準備

米をとぎ、人参は皮をむきます

小松菜は葉先の部分を細かくみじん切りにしておく

ブロッコリーは穂先のみを刻んでおく

作り方

1. といだ米と水、ブロッコリーと小松菜をお釜に入れる

2. 湯呑などの耐熱容器に、にんじん40gを丸ごと入れてお釜に入れ、お粥と一緒に炊飯器のお粥モードで炊く

※人参を細かく切ってから炊飯すると硬さが残る場合があるため、今回は大きい状態のまま別の容器に入れて蒸します

硬さが気にならないようであれば、刻んだものをお米と一緒に炊飯しても大丈夫です。

3. 炊き上がったら湯呑を取り出しよく混ぜる。人参は粗熱を取り細かく刻んでお粥に混ぜ込む

4. 残った分は小分けにして冷凍し、食べる直前に解凍、温めをしてから食べる

ポイント

・他の野菜でも代用可能です。その場合、野菜の総重量は中期~後期の場合100g前後になるようにしてください。

これで1食に必要な野菜の半量ほどを摂ることができます。

※1食に必要な野菜を全量お粥に混ぜてしまうと食べにくくなってしまうため、あえて半量に設定しています。

全量入れたい場合はペースト状などにして混ぜ込むのがおすすめです。

このお粥に、魚や肉、豆腐や卵などのたんぱく質食品をプラスすれば栄養バランスが整います

忙しい日は、レンジで温めたツナ缶や豆腐を混ぜるとあっという間にバランスの良いお粥が完成します。

※毎日、たんぱく質の種類を変えることができるように、今回はあえて野菜のみを入れたレシピにしました。

毎日作るのが面倒な場合は、無添加の水煮ツナ缶などのたんぱく質食品を一緒に炊き込んでしまってもOKです。

離乳食作りのハードルを下げてベビーフード代を節約しよう

本日は、離乳食を簡単に手作りする方法や具体的なレシピを紹介しました。

離乳食作りのハードルを下げることで、ベビーフード代を節約しましょう。(執筆者:佐藤 まゆこ)

《佐藤 まゆこ》
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佐藤 まゆこ

執筆者:管理栄養士 佐藤まゆこ 佐藤 まゆこ

管理栄養士であり1児の母。食品メーカー、ダイエット系ベンチャー企業に勤務した後、2015年にフリーランスの管理栄養士として独立。現在はダイエット指導、コラムの執筆、レシピ提案など『食や健康』に関わる分野で幅広く活動中。プライベートでは「食費を節約しながら栄養バランスを整えるコツ」を日々研究している。 <保有資格>:管理栄養士 寄稿者にメッセージを送る

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