2023年4月以降、au PAYは他社クレカでのチャージが25万円 → 5万円に抑えられ、大幅な改悪と言われてました。
ですがauかんたん決済を利用すれば、毎月最大13万円までクレカでチャージができます。
いくつか注意点があるものの、au PAYで請求書を払いたい人や、クレカ修行をしたい人に最適です。
auかんたん決済を利用して、au PAYに最大13万円までチャージする方法を紹介します。
目次
auかんたん決済とは
auかんたん決済とは、au・UQモバイル・povo、auひかりなどの回線契約があれば利用できるキャリア決済で、ネットショッピングやサブスクの支払いに使えます。
ただauかんたん決済でau PAYでチャージにできるのは、au・UQモバイル・povo1.0（新規受付終了）の回線契約者のみなので、povo2.0・auひかりの人は残念ながら対象外となります。
auかんたん決済の支払い方法は「通信料金合算支払い」や「au PAYカード支払い」などから選べますが、その中でチャージに使えるのは「通信料金合算支払い」のみです。
つまりau・UQモバイルの人が通信料金の支払いにクレカを指定しておき、au PAYにチャージすれば、実質的にクレカでチャージしたのと同じことになります。
auかんたん決済の上限
auかんたん決済の上限額は、au・UQモバイルの人なら最大10万、その内au PAYにチャージできるのは最大8万円です。
au PAYに登録したクレカ分の5万円と合わせると、最大13万円までチャージできる計算になります。
ただし上限額は契約している回線や利用状況によって異なるため、場合によっては13万円分できないこともあります。
auかんたん決済でau PAYにチャージする方法
UQモバイルをメインで使っている著者が、実際にau PAYにauかんたん決済チャージをしてみました。
上記の画像のように、金額を1,000円単位で指定してチャージ可能です。
auかんたん決済でチャージしたau PAY残高は、お買い物や請求書の支払いにも使えます。
au・UQ回線の利用時しかチャージはできないため、Wi-Fiを使っている場合はオフにする必要があります。
またau PAYをインストールしている端末でau・UQ回線を使っていないと、auかんたん決済ではチャージできないため気をつけてください。
auかんたん決済はUQモバイルがおすすめ
auかんたん決済でau PAYにチャージしたい人は、料金の安いUQモバイルがおすすめです。
UQモバイルは、auのサブブランドとして展開している携帯会社で、990円（税込）から利用できます。
料金は安いですが高品質のau回線が使えるため、メイン回線として利用しても問題ありません。
UQモバイルの料金プランは、以下をご覧ください。
| プラン | データ量 | 料金（税込） | 割引適用後（税込） |
| S | 3GB | 1,628円 | 990円 |
| M | 15GB | 2,728円 | 2,090円 |
| L | 25GB | 3,828円 | 2,970円 |
一番安いプランSはデータ量が3GB使えて、月々の料金は1,628円（税込）です。
さらに対象のインターネット・電気と電話にセットで加入していれば、「自宅セット割」により毎月990円（税込）で利用できます。
auかんたん決済チャージを考えている人は、ぜひご検討ください。
auかんたん決済チャージの注意点
auかんたん決済にチャージするには、3つほど注意点があります。
いくつか条件を満たす必要があるため、ここで確認しておきましょう。
使えるクレカが限られる
auかんたん決済チャージに対応しているクレカは、一部に限られます。
詳しい対応クレカは、以下の通りです。
≪画像元：au PAY≫
auかんたん決済チャージに利用できるのは、楽天カードやセゾンカードなどです。
上記のクレカを3Dセキュアに登録の上、あらかじめau・UQモバイルの支払い用として設定しておく必要があります。
クレカの種類と国際ブランド両方が対応している必要があるため、楽天カードでもAmerican Expressブランドのものは利用できません。
JCBカードは原則どのクレカも使えますが、以下のものは対象外です。
アプラス・エヌシー・オリコ・ジャックス・日専連・ポケットカード・ゆめカード・ライフカードUCS・VIEW
事前に対応クレカをしっかりと確認しておきましょう。
なおau PAYにチャージしないのであれば、ほかのクレカや国際ブランドでもauかんたん決済を利用できます。
年齢と加入月数に条件がある
au・UQモバイル回線を所有して対象のクレカを使っていても、以下の条件に当てはまる場合、auかんたん決済でのチャージはできません。
(1) 20歳未満
(2) 加入月数が7か月未満
(3) 代表契約がデータ通信端末
(4) その他auが定める基準に反する場合
20歳未満の人やau・UQモバイルの加入月数が半年に満たない場合、auかんたん決済ではチャージできないため注意してください。
代表契約がデータ通信端末の人も対象外なので、au・UQモバイルの携帯を代表として契約しましょう。
クレカのポイントが付かない場合もある
クレカによっては、auかんたん決済でチャージしてもポイントが付かない場合があります。
au PAYカードは通常利用では1％の高還元ですが、au PAYチャージはauかんたん決済を介していてもポイント付与の対象外です。
auかんたん決済を介するチャージのポイント還元については、公式サイトにも書いていないことが多く、実際にやってみないとわからない部分もあります。
気になる方は、クレカのカスタマーサポートに問い合わせると確実でしょう。
auかんたん決済でクレカ修行もできる
au PAYのauかんたん決済チャージは、一定金額を利用してゴールドカードの年会費を永年無料にする「クレカ修行」にもおすすめです。
具体的には、以下のクレカなら修行で利用できます。
・ イオンカード（セレクト・WAON一体型）
→ 50万円利用でイオンゴールドカード
・ UQ CARDセゾンGOLD
→ 年間50万円利用で翌年度以降年会費無料
上記のクレカならauかんたん決済で使えて、さらにポイントも貯まります。
今話題の「三井住友カード ゴールド（NL）」は100万円利用で翌年度以降の年会費が無料になりますが、auかんたん決済チャージの対象外なので100万円修行では使えません。
au PAYユーザーの方やクレカ修行をしたい人は、ぜひauかんたん決済でのau PAYチャージをお試しください。（執筆者： 西本 衣里）
