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【また改悪】楽天カードポイント付与を「月合計」→「支払い毎」に変更 減るポイント試算ととるべき対策2つ

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【また改悪】楽天カードポイント付与を「月合計」→「支払い毎」に変更 減るポイント試算ととるべき対策2つ

最近、改悪の続いている楽天カード

つい先日にも、「ENEOSでの給油1.5%ポイント還元特典を、2023年9月末で終了する」という発表をしたばかりのところ、さらなる悲報が届きました。

これまでひと月のショッピング合計金額に対して1%のポイント還元が行われていましたが、1回の支払いごとのポイント付与に変更されます。

還元率は1%還元で変わりません。

付与ルールの変更は、11月請求分から適用されます。

一見特に改悪と感じないかもしれませんが、実は獲得できるポイントが減ってしまう可能性があります。

この記事では、楽天カードのポイント付与ルール変更の詳細と、とるべき対策について紹介します。

楽天カード ポイント付与ルール変更

「還元率1%で変更ないなら、特に問題ないのでは?」と思った方へ

「還元率1%で変更ないなら問題ないのでは?」

と思った方もいらっしゃることでしょう。

しかし、これまでひと月の合計金額に対してポイント付与されていたものが、1回の支払いごとへの付与に変わると、以下の条件により改悪の方向へ進む可能性が高くなります。

今回のルール変更が改悪となる理由
100円未満の支払金額は切り捨てされる(ポイント付与なし)から。

1,999円の支払いを月10回するケースでシミレーション

楽天経済圏でポイントをためるために、全ての支払いを楽天カードにできるだけ集約している方もいらっしゃるでしょう。

その場合、1回あたりの金額が少額になりやすく、またポイントが付与されずに切り捨てとなる金額も大きくなるリスクがあります。

1,999円の支払いを月10回するケースで、シミレーションしてみます。

月1回まとめて付与される場合

1,999円×10回=1万9,990円

90円が切り捨てとなるため、獲得ポイントは199ポイント

支払い1回ごとに付与される場合

1,999円の支払いで19ポイント獲得(1回あたり99円切り捨て)×10回=190ポイント

支払い1回ごとの付与の方が切り捨てされる金額が大きいため、獲得ポイントも少なくなってしまいました。

たかが9ポイントと思ってしまいますが、9ポイント獲得するためのコストは900円ですから、日々のポイ活の手間を考えると見過ごせない気がします。

ポイント微減で残念

とれる対策2つ

付与ルール変更により獲得ポイントが微減となるなら、負担にならない程度に対策をとってカバーした方が良いでしょう。

対策を2つ紹介します。

1. 楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで支払う

楽天カードから楽天キャッシュにチャージの上、楽天ペイを使って支払うと、現在のところ1.5%還元が受けられます。

  • 楽天カードからのチャージ時に楽天カードから0.5%還元、
  • チャージ残高(楽天キャッシュ)での支払い時に楽天ペイから1%還元

→合計で1.5%還元

チャージする金額を自分で決められるため、ポイントが付与されない99円以下の切り捨てが発生しにくいのが利点です。

100円単位でちょっきりチャージして、端数を出さないように自分でコントロールできます。

楽天キャッシュへのチャージは「1,000円以上1円単位」ですので、うっかり端数をチャージしないようにしましょう。

2. チリツモのお得を逃さない

先ほどのシミレーションでは、1か月に2万円ほど使う方で、使い方によっては約10ポイントほど損をする可能性があるという試算でした。

1か月10ポイントなら、日々のちょっとした工夫でカバーが可能です。

以下のようなサービスでまだ手をつけていないものがあれば、エントリーして取り組んでみてください。

  • 毎月5と0のつく日はポイント5倍
  • 毎月1日はワンダフルデーでポイント3倍
  • 【18日】楽天ご愛顧感謝デーいちばの日!エントリーでダイヤモンド会員4倍!
  • 楽天イーグルス・ヴィッセル神戸「買ったら倍」
  • 各ランクの優待キャンペーンにエントリーする
  • お買い物マラソンやスーパーセールに買い物を寄せる
  • 楽天銀行の口座を開設し、楽天カードの引き落とし口座にする
  • SPUのアップ対象となるサービスに申し込む

など。

何かと改悪の続く楽天カードですが、楽天経済圏に住む人にとっては手放せませんよね。

ルール変更には対策をとって、お得をリカバリーしていきましょう。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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